2014年6月30日月曜日

6月25日(水) ベルギー・Heist op den Berg ケルメスレース

距離:120km
出走者:83名
天候:晴れ


今回はベルギーでのレースでした。一周6km20周、道幅が広く緩やかな坂があった為、スピードが乗りやすいコースです。途中、一気に狭くなる場所で両端が土になっていた箇所があったので注意が必要でした。出走人数は83名と多く、中にはコンチネンタルチームの選手も見えました。序盤からペースが上がると思い、スタートの位置も早めに行き、前でスタートを切ることができました。

序盤、前ではコンチネンタルチームの選手達が引いていた為、かなりペースが上がり、集団は一列に伸びた。風もあったため、脚を使わない様に風を受けない位置を探して付いていました。最初の3周目にはコンチネンタルチームの選手を含めた8名の逃げができてしまった。その逃げを追う為に何名かアタックをかけたが、追い付くことができず、結局レース中盤になっても逃げに追い付くことができなかった。そして集団内でも目立った動きもなかった。

ラスト5周を過ぎた時、集団から20名程の逃げができた。自分もその逃げに乗ろうと思った時には遅く、少し開いてから追いましたが、集団は見えるものの捕まえることができなかった。そして集団内でゴールスプリントに。前に位置していたが抜かされてしまい、結果は39位。

今回のレースで、集団内での走り方が最初に来た時と比べるとかなり見えていた感じはした。自然と風を受けない位置を探し、無駄に風を切っていなかったと思います。しかし、自分には逃げれる脚とダッシュ力が欠けていると改めて痛感しました。残り2レース。悔いのないように走りたい。

2014年6月26日木曜日

6月23日(月) オランダ・Luyksgesgtel クリテリウムレース

距離:約90km
出走者:48
天候:晴れ


今日はオランダでのレースです。3レース続けてベルギーだったで、久しぶりのオランダのクリテリウムレースでした。今回は移動遊園地も設置され、サッカーワールドカップ、オランダ代表の試合もあったので町はお祭りのような感じでした。一周2.3kmで難しいコーナーはなく、かなりハイスピードのコースです。道幅も全体的に広く、途中レンガ道がありましたが、他の場所はアスファルト舗装だった為、走りやすく今回の出走人数は48名程で、十分賞金も狙える人数でした。

スタートは前が有利と言うのは知っていた為、今回も前でスタートを切ることが出来ました。しかし、レース序盤からペースが速く前を走ることが出来ず、後ろを走ってしまいました。前に出ようと試みましたが、オランダのクリテリウムレースは一周が短い為、すぐコーナーが来てしまう。そこでも前に上がる選手は沢山いたので自分の技術力が足りないと改めて感じ、いつの間にか最後尾を走っていました。

レース中盤では6名の選手が抜け出し、集団も逃げ集団を追う為、ペースがかなり上がり、結局6名は逃げることに成功し、集団もけん制が入ったりした。山宮コーチからは「集団のペースが落ちたら後ろで休むのではなく前で休め」と言われていた為、団子状態になった時にアタックする選手に付いて行き、逃げようと思ったが上手くいかなかった。自分でも攻めようと思い、何人かと行こうと思いましたが、集団が伸びるだけでアタックにはならなかった。

そしてラスト5周程で8名が逃げる、その逃げに乗ることはできず集団に残ってしまった。そのまま集団でゴールスプリントの形に。絶対に前に位置したいと思いラスト2周は前に位置取りしていたが、気を抜けばコーナーで内から抜かれてしまった。自分も譲りたく無い為、並走状態で走ったりもしたが、外からも選手が追い抜く為、気が付いたら後ろにいた。そしてスプリントしたが前には大勢いた。結果は32位。前に出れず、後ろにしか位置することができない自分に本当に悔しいです。あと3レース、良い結果を報告できるよう頑張りたいと思います。

2014年6月23日月曜日

6月21日(土)ベルギー・Rijkevorsel ケルメスレース

距離:120km
出走者:79名
天候:晴れ


今日のベルギーでのレースは一周5.2km。路面はレンガ舗装が無く走りやすかったが、途中のコーナーでは中央分離帯がある所があった為、注意が必要でした。風はあったが最後のゴール直線は多少追い風といった感じでした。ベルギーでのレースは一周の距離が長い為、いかに風を受けずに走れるかが重要というのは知っていたので、今回も風を読み走ろうと決めていました。また、10周回目と20周回目には周回賞があるので、その周には注意をしていました。

今回も早めにスタート位置に行ったため、前方からスタートすることができました。レース開始と同時に前を引く選手がいました。後ろについてコーナーに入った為、無駄脚を使わず走ることができました。前々回のレースで最初の逃げが最後まで逃げ切ったことの印象が強かった為、なるべく前を走り、逃げには乗りたいと思っていましたが、決定的な逃げはありませんでした。

そして中盤の最初の周回賞に近づいた時にペースが上がり15名の逃げ集団ができた。大事な時に前に位置していなくて、乗ることはできませんでした。集団からも何名かアタックしたが追い付くことはできません。

レース後半、最初に4名程が逃げて、その後何名かもアタックしましたが、その前に脚を使ってしまい乗ることはできず、この時に集団より前に27名が逃げていました。そして集団内でもゴールスプリントの為、位置取りが激しくなってきました。自分も先頭の方に行ったりしたが、すぐに他の選手が来るような形に。ラスト2km付近で単独で逃げる選手も出て、集団もペースが上がり始め、最後のコーナーに入りゴールまで500m位で自分はもがき始め、何名かに抜かれててゴール。

結果は39位。出走者は79名で完走者は59名でした。最初の逃げ集団に乗れず、その後にも乗れなかったのが悔しいです。なかなか思うようには行かないと改めて思います。しかしレースで完走するという目標が達成できたのは良かったと思います。途中、先頭を引いている時waaier※(注)をすることができました。集団の後ろにいるより先頭でwaaierをするほうが楽で本当に驚きました。レースでも実践できたので良かったです。まだまだ課題が沢山あるので、一つずつ達成できるよう頑張ります。

次のレースは23日オランダでのクリテリウムです。ベルギーのレース展開とは変わると思ういますが、しっかり喰らい付いて行きます。

(注)Waaier(ワーイヤー)と発音するオランダ語。風の中をグループで走る際の特殊な先頭交代の方式。

2014年6月19日木曜日

6月18日(水)ベルギー・Keerbergen ケルメスレース

距離:116.6km
出走者:109名
天候:曇りのち晴れ


今日は2回目となるベルギーでのレースでした。一周6km程で、コースもかなり走りやすかったです。一部カーブを曲がった先が多少細くなっていた場所のみ注意が必要でした。前回と同様、道も広く風当たりも強いコースだったので、どれだけ風を受けずに走れるかというのが今回の課題でした。前回のレースが終わった後、山宮コーチに先頭交代の仕方や交代後にどこの場所に行けば良いかなどを教わりました。また、プロレースのDVDの映像を見たり、実際に走りながら教えてもらえたので、かなり分かりやすかったです。特にオランダ発祥であるwaaier(ワーイヤー)という先頭交代を教わりました。学連のレースでは平坦基調のコースが少ないため、なかなか行われませんが、ヨーロッパでは当たり前の様に使われている交代の仕方です。実際に練習で行ってみたが、コツをつかめばかなり脚を溜めて逃げることができると思います。しかし、かなり集中をしていなければ落車の危険もあります。その為、レース前に風向きを注意したりと考えていたので緊張していました。

今回もスタート位置を前方に着けたのでかなり楽にスタートすることができました。レース開始からアタックする選手もいた為、それに付いて行きました。しかし、最初の直線は前から風が吹いていた為、すぐに吸収。吸収されて集団に牽制が入った時に誰かがアタックするといった様なことの繰り返しでした。前々に行くが、なかなか決まりません。

レース中盤、数名の人がアタックし、自分を含めた数名が飛び出しました。しかし、ワーイヤーの先頭交代をしようと思ったがなかなかうまく行きませんでした。後ろを見たら集団も来ていた為、すぐに吸収されてしまいました。残り11周に入ったとき、後輪がパンクしてしまい、結果はDNF

オランダのクリテリウムレースではスペア車輪をスタート位置に置き、ラップされても再びレースに戻ることは可能ですが、ベルギーのレースはパンクしたら終了です。途中まででしたが、集団内でも風の受けない場所を探したり、前輪をどちらに差せばいいかなどと考えて走ることはできたと思います。だが、パンクという結果で終わってしまい、かなり悔しいです。

次は21日ベルギーでのレースです。まだまだ走行技術が無いのでしっかりと意識して走り、多くの技術を吸収して行きたいと思っています。

2014年6月17日火曜日

6月15日(日)ベルギー・Aartselaar ケルメスレース

距離:116km
出走者:76名
天候:晴れ


今日は初めてのベルギーでのレースでした。オランダでのクリテリウムでは一周がかなり短いが、ベルギーのレースは一周6kmから10kmが基本です。コースはオランダよりとても優しいと思います。鋭角に曲がるような箇所はなく、路面も比較的綺麗でコンクリートの板をつないだような感じでしたが、つなぎ目に多少穴があったので、そこだけ注意が必要でした。昨日から雲が厚く曇りの状態が続いていて、今日も少し肌寒かったがスタートしたら日も差してきた為走りやすかったです。

レーススタートと同時に前で何人か逃げる選手がいた為、自分も乗らせてもらい計19名で逃げることに成功しました。スタート位置を前に取ることができたので上手く乗れたと思います。しかし、2周目には千切れてしまい、集団に戻ることになりました。集団内でも前を追う為、アタックがあったので乗ったりしましたが、上手に先頭交代ができず脚を使ってしまい逃げに乗ることができませんでした。

レース後半、集団の後ろにつくのがやっとの状態でしたが千切れてしまいレース半分で降ろされました。
 
今回のレースはかなり勉強になったレースでした。周りに風を遮るようなものは無く、いかに脚を使わずについていけるかというレースだったと思います。結局最初に逃げていた自分を除いて18名の逃げ集団はそのまま逃げが決まり、最後のゴールスプリントにもつれていました。逃げ集団は綺麗に先頭交代を繰り返してたのを見て、自分はその交代の仕方をしていないと気づきました。その分、余計に風を切ってしまい無駄足を使っていたのだと思います。日本でそのようなレースを走ったことが無かった為、風を受けずに走ったり、無駄足を使わない先頭交代の技術がありませんでした。しかし、その技術をしっかりと自分のものにすることができればレースでの動きがかなり広がると思うし、逃げ集団と一緒に行くことができるはずなので覚えたいと思う。

ベルギーに来て2週間経ちました。あと2週間しかありません。レースの回数も限られているので今後の1レース毎、自分の課題を見つけクリアしていき、多くの技術を身に着けて行きたいと思っています。

2014年6月16日月曜日

6月12日(木) オランダ・Dordrecht クリテリウムレース(非公式レース)

距離:90+3
出走者:約70
天候:晴れ


今日はトレーニングレース(非公式戦)で、初日行ったコースと同じ場所で走りました。2回目と言うことでコースを知っていた為、気持ちに余裕がありました。また、公式戦とトレーニングレースの雰囲気も違うことを知っていたので、緊張せず思いっきり走ろうと思っていました。天候も20度前後とかなり走りやすく、コース自体も路面が綺麗なので空気圧も高めに設定して走りました。前日が休養日だった為、腰の調子も悪くありません。

レースがスタートし、なるべく集団の前を位置するよう心掛けました。自分からもアタックをしたりと動いたが、なかなか決まらなかった。この後も、他のアタックにも便乗したが集団が伸びるだけで逃げには決まらなかった。

スタートして1時間位経過したあたりに、自分を含めて3人で逃げ集団を作ることができた。5分後には、5名の有力選手の乗った追走集団が追いつき8名で逃げることに。ペースは集団にいた時よりも速かったが足を使わないよう回すイメージをし、呼吸も意識して走ることができた。

終盤5分前には集団を捕まえることに成功し、8名でラスト3周に入った。自分はゴールスプリントの経験があまりないためこの時はかなり緊張した。ペースもゆっくりになり、駆け引きが始まりラスト周回に。自分からアタックし、ゴール前の坂を登った時には3人でスプリントをするような状態に。自分は3番手に位置し直線に入ったが、スピードに違いがありそのまま3着に。結果は3位。

今回は、かなりリラックスしレースに望むことができたと思います。また、トレーニングレースだったので積極的に行けて良かったと思います。ですが、まだ自分に足りない部分が見えました。まだまだ弱いのでもっと経験を積み、今後のレースに集中して行きたいと思ってます。

次は15日のベルギーのレースです。初めてのベルギーでのレースなのでとても楽しみです。

2014年6月12日木曜日

6月10日(火) オランダ・Oirschot クリテリウムレース

距離:80km
出走者:約30
天気:晴れ


今日のコースは前回と比べて難しいコースでした。11.4km程の細長い感じで、町の中を走るような形でかなりスピードが出ました。全体的に難しいコーナーは無かったですが、ゴール手前が道幅が狭くなっていて、直角に曲がる場所がかなり立ち上がりに苦戦しました。ゴールに向かって緩やかな坂だったので脚にきました。路面のほとんどがレンガと石でできている舗装だったため空気圧を低めにして走りました。腰の調子も多少違和感がありましたが、レースには支障はない程度でした。天気は午前中から雨が降っていて、ホテル出発の時にも降っていましたが、レース開始1時間半前にはやみ、路面も乾き気温も高くなかったためレースには適した気温だったと思います。
 
レースは開始早々、かなりのハイペースになりました。集団はほぼ一列のような形に。集団の最後尾に位置していたため、先頭2名が逃げ集団を形成したことに気付きませんでした。15分おきに集団のペースが上がりましたが、事前に山宮コーチに言われていたため、しっかり付いて行くことができました。

レース中盤、6人の追走集団は形成されました。集団の後方に位置していたため反応することはできず、集団に残されてしまいました。そして、残り15周を切ったあたりで2名で逃げていた逃げ集団にラップをされました。
 
レースは残り10周を残し集団は最終周回に入りました。ゴールスプリントでは絶対に位置が大事だと思い、前に上がろうと思ったがスピードも上がり前方に行くことができませんでした。集団スプリントは後方でゴール。

結果は21位。千切れず完走するという目標が達成できたのは嬉しかった。だが、他の選手とのレベルの差を改めて感じれました。コーナーの立ち上がりにも余計な力を使ってしまったり、場所取りであったり、トップスピードの足りなさであったりとまだまだ沢山の課題も見つかりました。明日は1日休息日なので、しっかりストレッチをして疲れを取り、12日のレースに向けて調整して行きたいと思います。

2014年6月10日火曜日

6月7日(土) オランダ・Papendrecht クリテリウムレース

距離:90km 
出走者:48名
天候:晴れ


今日は初の公式戦でした。前回のトレーニングレースとは違い町全体がお祭りのような感じでした。天候は27度位と高かったですが、日本とは違い湿気が少ないため、かなり走りやすかったです。コースは1周1.5km4つコーナーがあり四角形のような形でハイスピードのコースで、半分がレンガのような道でした。コーナーの出口には多少のふくらみがあったので立ち上がりにも注意して走りました。前回のトレーニングレースとはレベルが違うと思い、目標はとにかく完走としていました。

レースがスタートし、自分は集団の真ん中に位置し最初のコーナーに入りました。なんとか集団の流れで曲がることができ、そして立ち上がりも付いて走れました。レースの前半はペースが速かったですが、15分位立つとペースも落ち着き呼吸も整いました。

レース中盤、3人の逃げ集団があり、そのあとに何人かの集団も逃げにかかり始めました。自分も集団の先頭に加わり追走し追いつくことができましたが、3人はそのまま逃げていました。 その後、脚を使ってしまったため自然と集団の後方に位置し走っていました。

レースの後半、落ち着いていたペースが徐々に上がり集団の最後尾で走るのがやっとでした。ラスト12周になったときに長時間石畳のようなコースを走ったことがなかった為か、腰を痛めてしまい千切れてしまいました。ルールとしてはラップをされても審判に降ろされるまでは最後まで走ることは可能で、自分が居た集団に戻ることができるのですが、腰が痛かったため集団になかなか戻ることはできませんでした。

結果は5ラップ位されてゴールでした。初めての石畳のコースにかなり手がしびれました。そして日本の道はかなり綺麗で走りやすいと改めて感じました。今回、レース前に山宮コーチには「ギアは52×16で十分だぞ」と言われ、軽いギアを回して走ることを意識して走ったのでかなり良かったです。実際にはもっと軽いギアで走っていました。そのため足に疲れが溜まりにくかったので付いて行くことができたのだと思います。

今回走って、沢山の課題と悔しさを見つけました。まだまだレースがあるのでもっと経験を積み、強くなりたいと思います。よくストレッチし、10日のオランダのレースに望みたいと思います。

2014年6月9日月曜日

6月5日(木) オランダ・Dordrecht クリテリウムレース(非公式レース)

距離:90+3
出走者数:約70
天候:晴れ


今日はオランダに来て初レースでした。とにかく海外のレースがどのようなものか分からなかったので必死にくらいつこうと思っていました。コース的にはかなり走りやすいと思います。直角に曲がるコーナーはなく、スピードを維持して走れるコースでした。途中坂があったがアウターでも行ける位の距離でした。出走は夜の7時開始だったのですが、午前中は大雨だったので、路面が乾くのか心配でしたが、日本と比べて湿気がなく天気もすぐに回復。走る頃には乾いていました。

レースがスタートし、前の方を意識し走っていたところ、うまく6人の逃げ集団に乗ることができました。スタートして15分位は6人でローテーションし、ハイペースで走っていたが足がきついというのと、集団に吸収されるだろうと思っていたら千切れてしまい、集団の方に戻りました。集団に戻ってからもペースは上がったり下がったりという感じでしたが、千切れることなく付いて行けました。

レース後半、残り10分を切ったあたりで最初に逃げていた先頭5(自分が最初に逃げていた集団)が追い付きそうになり、一気にスピードが上がりました。
上がったと同時に集団の前15人が逃げてしまい、少し後ろにいたので他の選手1名と二人で追いかけたが追い付くことができませんでした。

そして先頭集団にラップをされてしまいました。ルールとしてラップをされてしまうと大集団であろうと降ろされてしまいます。ちょうど90分になったとゴールのサインがでました。

結果、最後までは走ることができませんでした。結局最初の逃げにそのまま乗っていれば確実に6位以内にははいることは可能でした。まだまだ自分の力が足りていなく、もっと強くなりたいと改めて実感しました。そして次は公式レース出場なので、今日以上にスピードが上がると思うので頑張りたいと思います。